グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE – K様邸
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Outline
施工概要
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物件名
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グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE
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物件種別
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新築マンションリノベーション
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所在地
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大阪府大阪市
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構造・規模
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鉄筋コンクリート造・46階建
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面積
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約98㎡
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築年月
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2025年12月
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工期
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約2ヶ月
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工事費
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非公開
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家族構成
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ご夫婦とお子様
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主要家具
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arflex(アルフレックス)
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Details
施工詳細
建物の品格に、住まいを合わせる。
――グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE で叶えた「Urban Luxury」の真髄
大阪駅前(うめきた地区)の旧梅田貨物駅の広大な跡地に誕生した、大規模な複合施設と都市公園「グラングリーン大阪」。
その中でも「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」は、2026年時点において大阪最高級と称される圧倒的なステータスを誇るマンションです。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE
しかし、どれほど外観が壮麗で、エントランスが豪華であっても、そこに住まう人が「自分たちの理想」を100%享受できているとは限りません。
今回ご紹介するK様邸のプロジェクトは、この最高峰のマンションの一室を舞台に、「建物の品格に、住まいを合わせる」という至高のミッションを掲げてスタートしました。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE
今回のデザインテーマは「Urban Luxury(アーバン・ラグジュアリー)」。
都会的な洗練と、静かに漂う上質さ。
単に豪華な素材を重ねるのではなく、本当に必要な素材やディテールだけを丁寧に選び抜くことで生まれる、本物の美しさを追求した空間です。
大阪を代表するこの特別な場所にふさわしい、世界に一つだけの住まいがどのように形作られたのか、その軌跡を辿ります。
K様邸はルームツアーとしてもご紹介しておりますので、是非とも併せてご覧くださいませ。
「大阪最高級」の名にふさわしい空間へ。アーバンラグジュアリーを極める邸宅作り
建物の品格と、住戸内の「ギャップ」を埋める
K様が新築マンションのリノベーションを決意された背景には、最高級マンションゆえに生じる、ある「違和感」がありました。
グラングリーン大阪のような超高級マンションは、そのエントランスや共用部が非常に豪華に作り込まれています。
一歩足を踏み入れれば、日常を忘れさせるような高揚感に包まれます。
ところが、いざ専有部(自室)の扉を開けると、そこには意外にも「普通」の内装が広がっていることが少なくありません。


グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE – 共用部のエントランス
もちろん、標準仕様でも優れた素材が使われていますが、圧倒的な建物のインパクトからすると、部屋の中に入った時に少し劣る印象があります。
これは高級マンションにおける「あるある」とも言える事象です。
K様のご要望は、この大阪最高級という名にふさわしい内装へとグレードをしっかり引き上げることでした。
マンションのエントランスで感じた期待感や高揚感を、住戸の中でも途切れさせることなく自然につなげること。
建物が本来持つ品格を室内にまで浸透させることが、今回のリノベーションの大きな出発点となりました。
目指したのは「最初からそうであったかのような」一体感

After – 床のタイルや壁のデザインに合わせ、arflex(アルフレックス)の家具で統一感を高めたUrban Luxuryな空間。
K様との対話の中で、最も重要視されたキーワードが「違和感の排除」でした。
「取ってつけた感」をなくす
リノベーションを施すと、どうしても「後から手を加えた」という印象が強く出てしまうことがあります。
しかしK様が強く望まれたのは、「最初からこういうデザインの部屋だったのではないか」と思わせるような、自然な一体感でした。
このマンションのグレードにふさわしく、それでいて何一つ浮いたところがない。
扉を開けた瞬間に「しっくりくる」空間。
そのために、わたしたちは「視覚的ノイズ」の排除を徹底しました。
目線の邪魔になる要素を削ぎ落とし、ラインを揃え、素材の境界線を美しく処理する。
この緻密な計算が、空間に「静寂」という名のラグジュアリーをもたらします。
「引き算」の美学
「高級感を出したい」というご要望に対して、多くの場合は装飾を増やしていく「足し算」の提案になりがちです。
しかし、本プロジェクトでK様とわたしたちが辿り着いた答えは、その正反対の「引き算」でした。

ギラついた高級感ではなく、要素を整理し、洗練されたバランスを追求すること。
「高級感は足し算ではなく引き算によって生まれる」という考えのもと、お客さまと何度も打ち合わせを重ね、細かなディテールまで一緒に作り上げていきました。
〜 玄関へのこだわり 〜
期待感をつなぐ「第2のエントランス」

After – 施工前の重厚な玄関扉を活かし、イタリア漆喰・大判タイル・折り上げ天井に組み込んだコーブ照明でドラマティックな陰影を生み出すエントランス

Before – リノベーション前の玄関の様子
玄関は、その家の第一印象を決定づける場所です。
K様邸の玄関は、マンション共用部の豪華なメインエントランスから着想を得てデザイン。
素材と演出

After – イタリア漆喰を施した壁面には間接照明を組み込んだ姿見を設置

Before – リノベーション前の玄関の様子
壁面には重厚感のある大判タイルとイタリア漆喰を採用。
これに計算された間接照明とミラーを組み合わせることで、奥行きとドラマチックな陰影を生み出しています。
帰宅するたびに特別な時間が始まるような、ホテルライクな演出が施しました。

After – 重厚感のある大判タイルに壁に寄せたダウンライトが素材の凹凸を際立たせる

After – 折り上げ天井に組み込んだコーブ照明
オーダーメイドのベンチ
玄関に置かれたベンチは、既製品では理想のサイズが見つからなかったため、一から製作したオーダーメイド品です。
アイアンの黒いフレームは他の家具と質感を合わせ、生地も空間に馴染む高級感のあるものを厳選しました。
市場に出回っていない「その場所のためだけのサイズ感」が、空間の完成度をさらに高めています。

After – 一から製作したオーダーメイドのベンチ
〜 リビングへのこだわり 〜
引き算が生んだ圧倒的な洗練

After – テレビ背面にアクセントウォールとしてリブパネルを施し、間接照明や床タイルと調和させた都会的でラグジュアリーなリビングインテリア。

Before – リノベーション前のリビングスペースの様子
リビングは、K様とわたしたちが最も対話を重ねた場所です。
壁面デザインとリブパネル
テレビ背面の壁面にはリブパネルを採用しました。
ここで重要だったのが、リブの太さや目地の位置といった細部のバランスです。
一歩間違えれば圧迫感が出てしまいますが、空間全体に対する最適な比率を追求することで、シンプルながらも奥行きのある表情を作り出しました。

After – テレビ背面にアクセントウォールとして設置したリブパネル

Before – リノベーション前のリビングスペースの様子
要素のコントロール
リブ、パネル、照明、そして床のタイルなど、今回施工した要素を一つひとつ数えれば決して少なくはありませんが、それらが「多く見えない(うるさくない)」ようにコントロールされています。
この「要素は多いが、多く見えない」という整理の仕方が、Urban Luxuryを実現する鍵となっています。

After – 折り上げ天井に組み込まれた間接照明(コーブ照明)

Before – リノベーション前のリビングスペースの様子
〜 寝室へのこだわり 〜
非日常を日常にする安らぎの聖域

After – 間接照明とナイトテーブルを組み込んだオーダーヘッドボードを配置したホテルライクで落ち着いた寝室。天井には電動プロジェクタースクリーンを備える。

Before – リノベーション前の寝室の様子
寝室は、日々の疲れを癒すための「特別な場所」として、ホテルライクな落ち着きを極めています。
デザインの連動
リビングやダイニングで採用したパネル貼りのデザインを寝室にも取り入れ、ヘッドボードとして再構成しました。
そこに柔らかな間接照明を仕込むことで、ラグジュアリーホテルのような静謐な空気感を醸し出しています。

After – リビングやダイニングで採用したパネル貼りのデザインを寝室にも取り入れ、住まい全体としての統一感を生み出す。

Before – リノベーション前の寝室の様子

After – 空間に光のグラデーションを作り出す、天井部とヘッドボードの優しい間接照明。

Before – リノベーション前の寝室の様子
機能性の融合
ヘッドボードには使い勝手の良いナイトテーブルを組み込んでいます。
さらに、天井からは電動プロジェクタースクリーンが降りてくるように設計されており、お子さまと一緒に寝ながら映像を楽しめるという、非日常的な体験を日常に取り入れています。

After – オーダーヘッドボードには使い勝手の良い照明付きのナイトテーブルを完備
プロフェッショナルとの対話が生んだ「最良の選択」
今回のプロジェクトの成功は、お客さまであるK様の非常に高い感性と、わたしたちとの密なコミュニケーションがあったからこそ実現しました。
「第3候補」が正解になったタイルの裏話
最も象徴的なエピソードは、リビングのタイルの選定プロセスです。
施工前、リビングはフローリングでしたが、より空間の質感を高めるためにタイルへの変更を検討することになりました。
セレクトした実物の大判タイルをショールームで並べて確認した際、当初は第3候補あたりだったタイルが急浮上。
大きな面積で見た時の表情、光の反射、そして壁のリブパネルとの相性。
「第3候補だけど、これが一番良くない?」という現場での直感と確信。
K様と興奮しながら「これこそが正解だ」と決断したそのタイルが、結果として空間に最も美しく馴染むことになりました。
図面上の計画に縛られすぎず、その時々のコミュニケーションの中で「最良」をアップデートし続けたことが、この完璧な仕上がりを生んだのです。
家具選定に見る信頼関係
家具はイタリアのトップブランド「arflex(アルフレックス)」を中心に、K様ご自身でセレクトされました。
K様から「これにしようと思います」と届く連絡はどれも素敵なものばかりで、テーマであるUrban Luxuryに完璧に合致していました。

床のタイルや壁のデザインに対し、どのような生地感の家具を合わせるか。
わたしたちとK様の間で異論が出ることはほとんどなく、スムーズに決まっていきました。
これは、目指すべきゴールのイメージが最初から最後まで強固に共有されていたことの証でもあります。

After – 床のタイルや壁のデザインに合わせ、arflex(アルフレックス)の家具で統一感を高めたUrban Luxuryな空間。
毎日が「旅の途中」になる住まい
お引き渡しから約1ヶ月後、K様から届いたのは、作り手にとって最高の褒め言葉でした。
毎日、旅行に来ているみたいなんです。
人生の中で最も長い時間を過ごす場所である「住まい」。
だからこそ、ホテルで感じるような非日常の心地よさを、毎日の暮らしの中で感じていただきたい。
わたしたちなテーマの一つに「旅行に行くくらいなら、自分の家がいいと思える空間を作ること」があります。
K様邸は、まさにその理想を体現した空間となりました。
大阪の空高くそびえるこの特別な住まいで、お子さまが成長し、ご家族の歴史が刻まれていく。
ご家族で胸を張って生きていく、そんな誇りと安らぎが共存する、世界に一つだけの住まいがここに完成しました。
Participated creators
