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各お部屋や廊下など、壁と床の境目に設置されている「巾木(はばき)」。
デザインやカラーが気になったことはありませんか?
コンクリート打ちっぱなしのお部屋などで巾木がないことがありますが、多くの場合でマンションや戸建てでは巾木がない空間は珍しいと思います。
内装を計画中、どんなテイストのクロスにしようか、クロスではなくエコカラットにしようか、床は無垢フローリングにしようか、思い切ってタイルにしようか、など色々と悩まれると思います。
壁や床の仕様を決める時、巾木も細かくセレクトするとより良い空間に近づくと思います。
巾木をセレクトする際のポイント
意外と見落としがちな巾木ですが、マンションで標準的に設置されているものはカラー選定やサイズ感などがイマイチな場合があります。
では巾木はどの様にセレクトすれば良いのか。
答えは何に合わせるかが重要なポイントになります。
- 存在感を無くしたい場合は「壁」のカラーやテイストに合わせる。
- 空間全体の統一感を出したい場合は「床」のカラーやテイストに合わせる。
- 空間に連続性を出したい場合は「建具」のカラーやテイストに合わせる。
これが基本的な考え方になります。
カラー以外にも、大きさ、太さも選ぶことができます。
巾木を無しにするという方法もなくはないのですが、巾木自体の重要な役割もあるのですべてのケースでおすすめできる方法ではありません。
巾木(はばき)とは
巾木は床と壁の境を覆うように取り付けられる部材です。
床材と壁材を施工する際に、それぞれの部材が接する取り合い部分に数ミリの隙間ができる場合や、空間の湿度状況による伸縮で発生するたわみや床鳴りを防ぐために予め隙間を作るケースがあり、その隙間を埃などから守る役割があります。
また、掃除機を使用する際など壁に当たり衝撃が加わる場合があります。巾木はその衝撃から壁を守る役割も持ちます。
理想的な空間を実現するなら、壁材や床材とあわせて巾木もしっかりと選定することをおすすめします!
弊社代表のミヤモトと詳しくお話しされたい場合は、お気軽にお問い合わせください!
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