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「ふかし壁」という壁の施工方法をご存知ですか?
漢字で書くとわかりやすく、「付加し壁」と書き、元々ある壁にパネル状の建材などを使用して壁面を手前に出す建築手法のことです。
ふかし壁(付加し壁)とは
ふかし壁は、壁をふかして仕上げた壁を指す建築手法で、漢字で書くと「付加し壁」となります。
住宅をはじめとして内装や外観で取り入れられることがあり、アクセントウォールとして効果的です。
壁をふかすことで視線が集まり、奥行き感や陰影を生み出し、与える印象を変えることができます。
ふかし壁の特徴
まずは次の写真をご覧ください。
このような間接照明が組み込まれている壁を見たことはありませんか?
この例では壁面の下半分がふかし壁になっていて、間接照明が組み込まれています。
元の壁より手前に迫り出すふかし壁は、その内部に電源となる配線をすることができますので、当然配線は見えることなくスタイリッシュな仕上がりになります。
寝室などの場合、ベッドに横になった状態でも操作できる照明のスイッチやスマートフォン充電用のコンセントがあると便利です。
ふかし壁+壁掛けテレビ
マンションなどでは「戸境壁」と言われる隣の住戸との境を仕切るための壁は、穴を開けたりなど手を加えることができないケースがあります。
この理由で壁掛けテレビを諦めていた場合でも、ふかし壁なら実現できるかもしれません。
戸境壁(こざかいかべ)とは
戸境壁は、マンションやアパートなどの集合住宅で、隣接する住戸との境界線を仕切る壁のことを指します。
ふかし壁でテレビを壁掛けにする場合、HDDレコーダーなどの周辺機器の収納スペースも同時に設計・製作することもできます。
繰り返しになりますが、ふかし壁の内部に配線をすることができます。
テレビ自体の配線、録画機器の配線、ゲーム機の配線、テレビ用のオーディオ機器の配線など、全て内部に仕込むことができますので、驚くほどすっきりとした印象になります。
理想の住空間を実現するためのひとつの方法として、「ふかし壁」を覚えておいてください。
新築マンションリノベーション – K様邸(ルームツアー)
寝室にふかし壁を施工させていただいたK様邸はルームツアーとしてミヤモトが紹介しておりますので、是非チェックしてください。
新築マンションリノベーション – K様邸(施工詳細)
K様邸の詳細は実績ページでも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
弊社代表のミヤモトと詳しくお話しされたい場合は、お気軽にお問い合わせください!
ナインフォー代表「ミヤモト」のご紹介
ナインフォーが考える「良い空間」
良い空間とは、住まう人にとっての理想の空間です。住まう人にとっての理想の空間は、家族構成やライフスタイルによって十人十色だと考えています。
これまでの実績について
これまでにマンション(新築マンション・中古マンション・居住中)や一戸建ての住宅、オフィスや店舗など、200件以上の空間づくりを担当させていただきました。
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