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マンションリノベーションを計画中のお客さまからお問い合わせをいただきました。
ご相談先で「梁下にはダウンライトの設置はできない。」とご案内されたということでしたが、諦めきれず何か良い方法はないかとお悩みでした。
その空間、そのままの状態では「できない」かもしれませんが、少し工夫することで解決することもあります!
それでは今回は、「梁下にダウンライトの設置はできるのか?」についてお話しさせていただきます。
ダウンライトが設置できない理由
御存知の通り、ダウンライトは埋め込むタイプの照明ですので、10センチ程度は設置場所の内側にスペースが必要になります。
ダウンライト本体や配線の分の余裕が必要になるわけです。
今回お問い合わせをいただいたお客さまは、梁下にダウンライトを設置されたいというご要望です。
「できない」と言われた理由は、「その梁にはダウンライトを設置できる余裕がないから」ということでした。
これはよくあるケースです。
ご安心ください、リノベーションで解決する方法があります。
どのように設置スペースを確保する?
以前にご紹介した#ふかし壁を応用する方法をご紹介します。
ふかし壁はその名の通り「壁」に対して「付加す」ことが通常の方法です。
ふかし壁(付加し壁)とは
ふかし壁は、壁をふかして仕上げた壁を指す建築手法で、漢字で書くと「付加し壁」となります。
住宅をはじめとして内装や外観で取り入れられることがあり、アクセントウォールとして効果的です。
壁をふかすことで視線が集まり、奥行き感や陰影を生み出し、与える印象を変えることができます。
これを「梁」に対して「付加す」と…。
そうです、梁に10センチほどのスペースを付加するとダウンライトを設置するスペースを確保できます。
その付加した10センチ分は梁が大きくなってしまうことはデメリットかもしれませんが、ダウンライトを設置するほうがメリットが大きい場合もあるんです。
梁の下の周辺は、どうしても暗く感じる場合がありますので、そういったケースには効果を発揮すると思います!
以前にご紹介した、梁を活用した照明計画に関する記事も併せてご覧ください!
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