マンションの部屋の柱、取り壊せますか？

北摂エリアは豊中市内でマンションリノベーションを計画中のお客さまからご相談をいただきました。

動画の冒頭の写真の様に、お部屋の角や壁ではなく空間の真ん中にある柱を取り壊せないか、というお悩みです。

残念ながら今回のケースでは、この柱の中に配管スペースがあり、パイプスペース（PS）としての役割があるため取り壊すことはできません。

でもこの柱、無い方が良いですよね。

パイプスペースや構造上必要な柱の場合、絶対に取り壊すことはできませんので、「活かす」という方法を考えてみませんか？

無い方が良さそうなものですが、何らかの手を加えて活かし、逆に空間アクセントにしてしまおうという発想の転換です。

この施工例では、柱と天井の接点部分に間接照明を組み込めるくぼみを作り、その中から柱が照らされるようにしています。

さらに柱自体にタイルなどを使用して装飾を加えることで、印象を変えることもできます。

今回のPS（パイプスペース）のご紹介に併せて、マンションの平面図でよく使われる表記もまとめてみました。

動画の中で紹介している柱にミラーを全面に張って存在を消す方法は、以前の記事でご紹介しておりますので是非併せてご覧ください！

リビングを広く見せるにはどうすれば？

空間を広く見せる方法は色々と考えられます。その空間の形状や天井の高さ、空間の色味や明るさなど、その空間の条件に合わせて計画するべきですが、今回は一例としてあるものを使用した方法をご紹介します。