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「このリビングルームにより高級感を出したいので、ご意見をいただけませんか?」
この様なDMをいただきました。
ありがとうございます!
「この部屋、なぜか洗練されない。」
お客さまからのこうした切実なDMやご相談が、わたしたちの元に日々届いています。
今回も#ROOM STYLING TIPSのCASE.8として、お部屋の添削をさせていただきます。
空間を美しく見せる「引き算」と「色」のバランス
今回のお部屋は、空間を家具(収納兼飾り棚)で区切り、抜け感を出すという発想が取り入れられています。
これは非常に素晴らしい考え方だと思います!
次に着目したのは、観葉植物とクロスの関係性です。
せっかく植物のグリーンを配して空間に彩りを与えようとしているのに、濃いグリーンの植物に対し背景となるクロスもまた同系色の濃いグリーンを選んでしまっています。
これでは植物のグリーンの魅力が損なわれているように感じます。
壁とのコントラストを効かせ、植物が際立つような淡いグリーンなどの方が良いかもしれません。
そして、特に気になる箇所があります…。
テレビの上の収納棚です。
どういった理由で設置したかにもよるのですが、この空間全体のまとまりやバランスを考えると無い方が良いかもしれませんね。
思い切って右側の家具に組み込むなどの方法を検討したほうが良いかもしれません。
ラグジュアリーとは「高価さ」ではなく「調和」という完成美
高級感、ラグジュアリーさとは、ただただ高価なものを並べることではなく、細部に至るまでの「違和感のなさ」や空間全体の「統一感」「調和」「バランス」を追求することだと考えています。
家具の配置や色の関係性、そして空間の「引き算」の哲学が、すべてを左右します。
「わたしの部屋、なぜか垢抜けない。」と感じていらっしゃるお客さま。
その空間が持つポテンシャルを最大限に引き出すための答えは、わたしたちの視点の先にあります。
ご自宅のインテリアに関する「なぜ?」を、ぜひ一度わたしたちにお聞かせください。
お客さまの空間に隠されたワンランク上の空間への扉を、わたしたちが開けてみせます。
今回のお部屋添削ですが、ミヤモト的にはもう一点気になる箇所がありました。
さらなる改善の秘訣は、次の記事でお話しさせてください!
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