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ナインフォーの立ち上げ前までを含めて、これまで200件以上のリノベーションをプランニングしてきた当社ミヤモト。
ミヤモト自身が「自分なら空間の照明はこうする。」という、是非知っていただきたい照明計画のポイントについてお話しさせていただきます。
ポイント1 – エリアを照らす
空間全体を満遍なく明るくしようとするのではなく、エリアを区切って明るくするという方法です。
例えばLDKの場合、リビングやダイニングなどを一つひとつのエリアと捉え、そのエリア毎にスポット的に照明を配置します。
こうすることで空間全体を見た時に、明るい部分と暗い部分ができ、全体の印象としてメリハリとリズムが生まれ、奥行きのある高級感あふれる雰囲気を演出することができます。
ポイント2 – ダウンライトを壁に寄せる
これまで当サイトでも度々ご紹介した方法なのですが、ダウンライトを壁に寄せる方法です。
それもかなり思い切って壁から15cmほどの位置にレイアウトすることもあります。

この2つの空間の印象、どちらが高級な雰囲気があると感じられますか?
空間の用途やお好みもありますので、どちらが正解ということはありませんが、右の空間の印象がお好みであればダウンライトの位置を再検討してみても良いと思います。
では、壁に寄せることでどうなるか。
当社が最も効果的だと考えているのは、アクセントウォールなどで壁面にタイルやウッドパネルを使用しているケースです。
タイルやウッドパネルは、その壁材自身に凹凸があります。
壁に寄せたダウンライトの光はその凹凸を際立たせる効果があり、その壁材の魅力を最大限に引き出すことができます。
通常のクロスでもある程度の凹凸がある物は同じような効果があります。
また、ダウンライトの光の角度にも種類があり、この場合は拡散タイプではなく集光タイプをおすすめしております。
集光タイプにすることで、照らされた壁面に光のシルエット、スカラップができ、光のリズムが生まれることで印象的な演出ができます。
壁を照らす照明という点では、ダウンライトの代わりに#コーニス照明にする方法もあります。
コーニス照明はライン上に照明を組み込む方法になりますので、スカラップのないスッキリとした印象になります。
光と影を操る照明計画
ポイント3 – 色温度を考える
照明には様々な色があり、この光の色の種類を色温度と言います。
照明の色温度は大きく分けて電球色、温白色、昼白色(昼光色)の3つがあります。
色温度は空間の用途やお好みに合わせて選ぶ必要があります。
空間の印象を決定付ける照明の色温度
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