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「本音でリノベトーク」第4弾は床材にフォーカスします。
ミヤモトのリノベーションに対する本音も交えながら、リノベーションをする際の床材の選び方についてご紹介いたします。
是非動画と併せてご覧くださいませ。
床材について徹底解説
床材の種類と役割
床材と聞いて思い浮かべるものは何でしょう。
恐らくフローリングとお答えになる方が多いのではないでしょうか。
現代の住宅では、多くの場合フローリングが使用されることが多いからだと思います。
フローリングは、見た目の美しさ、耐久性とコストパフォーマンスの高さ、メンテナンス性の高さなど、バランスの取れた床材と言えます。
ですが、床材はフローリング以外にもたくさん存在します。
今のお住まいにもフローリング以外の床材が使われている箇所があると思います。
それはどこでしょう。
例えば和室。
ここには正座をしても足が痛くなりにくいクッション性を持つ畳が使用されています。
例えば洗面所。
ここには水や摩耗に強い特徴を持った長尺シートという床材が使用されています。
例えば玄関。
ここには耐久性の高いタイルが使用されています。
このように住宅では部屋や場所ごとに用途に合わせて床材が使い分けられています。
その場所に適した床材を選ぶことは基本となります。
そして用途の次に考えたいのが床材の見た目、デザインです。
特にLDKや廊下の床材には拘りたい方も多いと思います。
床材ごとに特徴をご紹介させていただきます。
フローリングについて
先ほど挙げたとおり、一般的にLDKや廊下にはフローリングが使用されています。
フローリングにも種類があり、無垢フローリング、複合フローリング、シートフローリングなどがあります。
カラーや木の幅なども豊富な種類から選ぶことができます。
もちろんフローリングも良いのですが、壁材や家具とのバランスで少しカジュアルな印象を与えるかもしれません。
塩ビタイルと実際の石材を使用したタイルについて
よりラグジュアリーな空間を作りたいならタイルも非常におすすめです。
タイルにも種類がたくさんあります。
主に、塩ビタイルと実際の石材を使用したタイルがあります。
塩ビタイルはフローリングに比べて低コストで、万一傷がついても張り替えが簡単です。
表面は大理石などの石や木目をはじめ、様々な表情の高品質なプリントが施されており、プリントに合わせて表面加工も様々です。
コストを重視し、空間をラグジュアリーに見せたい時のひとつの方法としておすすめです。
本物の素材に拘りたい場合は、やはり実際の石材を使用したタイルが良いと思います。
重厚感がありプリントでは表現できない自然の表情を楽しむことができます。
また、玄関の床材としても使用できるものは、玄関から室内まで同じタイルを施工し、シームレスに繋がった美しい空間を作ることも可能です。
デメリットとしては、素材の特徴からエアコンや床暖房の効きが悪くなりがちで、重い物を落とした時に割れたり欠けることがある、という点も覚えておいてください。
カーペットについて
次にご紹介したいのはカーベットです。
中でも寝室+カーペットはラグジュアリーで落ち着いた温かい空間に仕上がります。
寝室からのアクセスできるウォークインクローゼットの床も全面カーペットにすると、より効果的です。
所謂ホテルライクな空間になります。
床材を考える時に意外とカーペットという選択肢が挙がらないこともあるのですが、使用箇所によっては非常におすすめしたい床材です。
ただ、お掃除のしにくさや汚れに強くないという点でメンテナンス性が低いことも覚えておいていただきたいところです。
直床と二重床について
ここまでご紹介してきた内容を踏まえて床材を選んでいきたいところですが、実は選んだ床材がそもそも張れない場合があります。
ここではマンションを例にします。
マンションの床には直床と二重床の2種類が存在します。
結論的には、直床は張れる床材が限られ、二重床は張れる床材が豊富、とお考えください。
実際には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に定められる遮音等級などの規定に合わせる必要があり、その選択肢が二重床の方が多いということになります。
直床と二重床についての詳細は下記の記事をご参考ください。
マンションの直床と二重床の違い
このように、床を張り替える際は必ず直床か二重床かを把握しておく必要があります。
床を見ただけでは判断ができませんので、マンション側に問い合わせるか、当社を含むリノベーション会社に見てもらうことをおすすめします。
もし、使いたい床材が二重床にしか張れないけど実際は直床、という場合でもご安心ください。
二重床は作れます!ただし、その分床が上がってしまい、どこかに段差を作る必要があるのでご注意ください。
具体的な選び方
床材を選ぶ時、どのようなイメージの空間にするか、その空間にはどの様な床材が相応しいかを考えます。
とは言っても、少しイメージしにくく難しいことだと思います。
「ラグジュアリーな空間にはタイル一択?」いえいえ、ラグジュアリーな空間に合うフローリングも必ずあります。
となると何を基準に選べばと迷ってしまうかもしれません。
例えば、お気に入りの床材を見つけ床材からコーディネートしていくというのもひとつの方法です。
壁や天井と同じくらい空間の大部分を占めている床です。
その色やデザインが変わると空間の印象も大きく変わります。
小さいお子さまがおられる場合におすすめな床材
小さなお子さま中心で考えるなら、おすすめは塩ビタイルです。
塩ビタイルは、張り替えのしやすさとリーズナブルな価格が特徴です。
お子さまが床を汚してしまったり、おもちゃなどでキズを付けてしまったりしても、その箇所だけを張り替えることができます。
簡単な汚れの場合は、さっと拭き取るだけで問題ありません。
お子さまのために自然素材の無垢フローリングをとお考えの方もおられるかもしれませんが、どうしても傷は付いてしまうと思います。
その傷も味として楽しむこともとても大切だと思いますが、やはりキレイを保ちたい場合は塩ビタイルがおすすめです。
また、お子さまが大きくなられた時、床全面をフローリングに張り替えることも比較的しやすいと言えます。
フローリングからフローリングに張り替えるよりも、塩ビタイルからフローリングへの張り替えのほうがコスト面でも抑えられることが多いです。
とにかく高級感を演出したい場合におすすめな床材
やはりタイルをおすすめしたいです。
更に寝室は全面カーペット。
まさに落ち着きのある重厚感が漂うホテルライクな空間に仕上がります。
昨今の一部タワーマンションでは、標準でこの様な仕様になっている物件もありニーズの高さが伺えます。
「落ち着く空間」は人それぞれ感じ方は違うと思いますが、上質な素材が使われた床材とそれに合わせた壁材や家具、それらを更に演出する照明計画が織りなす空間は、やはり他には代えがたいものだと思います。
長く時間を過ごす大切なあなたのお住まいです。
良い空間は豊かな生活を実現し、きっと素敵な人生になると信じています。
リノベーションをご検討中のお客さまへ
ここまで床材の選び方に関する色々なことをお話しさせていただきました。
「床材だけでも考えることがありすぎて大変!」と感じられたかもしれませんが、安心してください!
今はまだ漠然としたイメージだとしても、ナインフォーが全力で具体的なイメージに膨らませます。
そのためには、お客さまとの対話がとても重要です。
空間のデザインや生活動線のことなど、ちょっとしたお悩み相談から是非ご相談ください。
ナインフォーは、上質な内装デザインや高い施工品質は提供できて当然のことと考えており、もっと手前にある「お客さまのニーズを見極め、どのように具現化するか。」ということを重要視しております。
お客さまが伝えきれない「真の理想」を見つけさせてください。
ナインフォー代表「ミヤモト」のご紹介
ナインフォーが考える「良い空間」
良い空間とは、住まう人にとっての理想の空間です。住まう人にとっての理想の空間は、家族構成やライフスタイルによって十人十色だと考えています。
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